超高齢だけど不妊治療やってます

40半ば、高齢不妊治療中。軽度男性不妊のパートナーと顕微授精に挑みます。

5周期目 D02 リセット

昨日23日、午前9時。綺麗にリセット。

40才辺りから軽くなっていた生理痛が今回は倍返しでやってきた。量もかなり多い。これは漢方薬が効いて体が若返ってきているのかどうなのか。

 

パートナーくんはもう私にホルモン剤を飲んで欲しくないらしい。病院は排卵チェックだけになるかもしれないなあ。

 

仕事は明日からかなり忙しくなりそう。肉食とサプリと漢方は習慣になってきたので、もう少し運動を増やしてみる。

 

ストレスはほぼない。あたふたと家では文句ばかり言っている私を、影に日向になんとかしてくれているパートナーくんは、本当に現人神のような人である。ありがとう。

 

4周期目 高温期13日目 

わかっていたけれど、朝イチきちんと計測して陰性を確認。また気分を変えて頑張る所存。

リセットしたらまた病院に行こうかと、そんな気持ちにもなっている。パートナーくんは、もういいよーと言ってくれるのだが、不妊治療の常で「もしかしたら次は」と言う気持ちが抜けない。

パートナーくんは今年度まで学生身分。今は就職活動に余念がない。第三志望は確保し、本命の選考も進んでいるので特に心配はしていない。しかし仕事が始まれば悠長なことを言っていられるわけもないので、妊活はそれまでが勝負になると思う。

ゴールはあくまで仲良く暮らすこと。
漢方を二ヶ月続けて高温期の体温が高くなり期間も長くなってきた。少しずつでも環境はよくなっていると思いたい。

夜は久しぶりに元同僚2人と飲みにいった。共に難局を乗り切ってきたメンバーなので今でも連帯感が強い。決して悪口型ガールズトークにならないのも良い。

ふつふつと元気が出た。ありがとう。


4周期目 高温期9日目

手持ちのA-Check妊娠検査薬が信頼性イマイチらしいので、クリアブルーを購入。

あさイチでフライングしてみたが、真っ白。
体温は36.86でまあまあ保たれているのだが期待薄いな。とりあえず13日目までは諦めないことにしよう。

自然の場合は出てきたたった1個が良い卵子である必要があるけれど、わたしの場合それは5パーセントほどらしい。

となると、クロミッドくらいは飲んだほうが良いのかなとなる。これまでも23個は排卵していたし。

肉が食いたい。ここ何日はマックのなんにも入ってないハンバーガーが食べたくて死にそうになっている。今日も相変わらず肉が食べたくて仕方ないので、赤身肉を買ってきてミキサーで挽き、ハンバーグに。おいしい。

少しはかすってくれたのだろうか。

4周期目 高温期7日、8日目

漢方のみで今週期は自然に任せることにして、いろいろと落ち着く。

もう薬を飲まなくていい、体中を締め付けられるような感覚やひどい頭痛や吐き気、傷害事件でも起こすのではないかと不安になるほどのイライラを味わわずに済むのだ、と明らかにすっきりして悔いがない。あれほど顕微受精に心残りがあったのがウソのようだ。

 

今回は病院のサポートから外れても、また気が変わったら行けば良いし。うん。

 

情報不足を補うために、米国発の中国製らしい「A-Check」の妊娠検査薬と排卵検査薬をネットで購入。化学流産なのか着床さえしていないのかを見極めるためにフライングしまくり、検査薬も惜しまない心づもり。

 

04/21  D1 生理開始、4日で終了。
05/03  D13  排卵検査薬開始。反応あり。終了線の1/10くらいの薄さ
05/06  D16  排卵検査薬陽性 くっきり
05/07  D17  排卵検査薬陽性

 

排卵検査薬を使ってもはっきり陽性が出ないこともあるらしいので一日二回(どなたかが推奨)の検査を行った。妊娠検査薬と違い陽性とは「終了線と同じ濃さになる」ことで、その後1~2日以内に排卵があると予測する。予想よりかなりざっくりしている。

しかし、そんな心配をよそに二日間はっきり陽性に。

 

05/08  D18  高0(高温期0日) おそらく排卵日  

高温期7日めよりフライング開始。実験、実験。

これは知らなかったのだが、排卵検査薬も妊娠判定(目安)に使えてしかも反応が濃ゆいとのことなので、せっかくだから実験感覚で並行して検査することにした。

 

★05/15  D25 高7 排卵検:終了線1/2の濃さ、妊娠検:真っ白

排卵検査薬で妊娠チェックをしていた、ひとつ下で同じく妊活中の友人がに聞いてみると、排卵検査薬がこのまま濃くなって行けばよいらしい。肉が食べたくて仕方なく、ここのところ一気に食欲が減ったが肉ばかり食べたい。ずっと下腹部痛があるけれどトイレと区別がつかないので関係ないような。

 

05/15  D25 高8 排卵検:終了線1/2の濃さ、妊娠検:?薄い薄い薄いピンクグレー?

見慣れた真っ白のビューや前日の結果と比べて、「妊娠検査薬のほうになんだか見えないか?」とパートナーくんと話す。「まぼろし線」だろうか。激しくグレーっぽいので蒸発線かもしれない。ここでテンパって検索魔&検査魔になってしまうと体力とか諸々がひどく無駄なので「気のせい」ということにした。気のせい。下腹部痛と(牛)肉欲は変わらない。赤身のハンバーグが旨いが大好きなラーメンのチャーシューには食指が沸かず。単に食の嗜好が老化しただけだな。

 

 

4周期目~ステップダウン

やっと生理が来たので、京野へ。

初めて見る女医さんだった。排卵は終わっていて巨大卵胞も消滅しているとのこと。
 
採卵に向けての話になったところでパートナーくんが「ステップダウンしたい」旨を伝えた。しかも、タイミングまで落としたいと。道すがら二人で話した時は答えが出ていないような気がしていたので少し驚いたが、私も同意した。
 
「もう薬を使うのはやめようよ」
 
少し前から体からリアルにこんな声が聞こえている。いやスピリチュアルではなくて、体調の悪い時に「いまこれを食べるのはやめておけ!」っていう感覚。
 
本当に薬物には過敏で、どんな薬を飲んでも副作用に悩まされているのに、ホルモン治療なんざ毛頭無理だったのかもしれない。頑張っている方がたくさんいらっしゃるのにヘタレ極まりないなと情けなくもなるが、これ以上ストレスを貯めても仕方がないような気がする。
 
タイミングでもこちらに通うとなると薬は使うことになるんだろう。卵胞チェックだけならば排卵検査薬でもざっくりわかりそう。
 

漢方開始。幸福堂に行く。

漢方をきちんと始めることにした。パートナーくんの精巣冷却にも私の卵の品質アップにも「一応」効果がうたわれている。また、二人共漢方の匂いが大好きなので、きっと体質に合うのではと。

いくつか不妊治療が得意な漢方薬局に行ってみたのだが、大体月に六万円以上かかる!試しに二週間程度飲んでみたのだがむくみがひどい。うーむ、合わないのかな。

国ホテルのモール内にある幸福堂の予約が二週間後に取れた。ここは月に三万円ですと。もう金銭感覚が麻痺していて安く見え、さっそくカウンセリングにいくことにした。

当日、モール内の漢方の匂いをたどると小さいけれど重厚なお店へ。商品は並ん出いない。何枚かのカルテを書き、パートナーくんは「流す」ものを。私は「流して温めて毒を出す」?ものを調合してもらうことになった。

生薬を20分煮出して飲む。飲んでみると美味しい。一週間ほど飲んでいるとなんとなく体調も良い。まあ、ホルモン剤を一切止めたのが大きいのかもしれないけどさっ。

心も落ち着いてパートナーくんともゆったり過ごせている。体の中からフツフツと元気になればよいのだが。

リセット失敗と精索動脈瘤

パートナーくんは一貫して「ホルモン剤でヘロヘロになったり喧嘩が増えるよりタイミングにステップダウンしよう」と譲らない。

顕微受精に心残りもあるけれど、自分でも飽きれるほど仲の良かった私達が治療を始めてからひどくトゲトゲしている。あ、私がイライラ暴言を吐いてパートナーくんがしょんぼりするとというのが本当なのだが。彼はいつも紳士で優しい。やさぐれているのは私だけだ。

10日後、リセット確認とパートナーくんの泌尿器科

なんと私の卵胞は3.7センチに巨大化して未破裂のまんま残っていた。薬が効いていなかったね。と院長先生。実は、副作用の恐怖症になっており、以前から使っていた超低用量ピルで試させてもらったのだ。自業自得ですな。また10日間、薬の飲み直しである。

彼の泌尿器科。レベル2判定。動脈瘤は思ったよりきちんと存在した。普通ならこれは手術ですねぇ。触診のあとドクターはそう言った。手術と言っても

動脈瘤のために血流が悪くなり、精巣が冷やせなくなって精子奇形率が高くなる。手術をすれば好転するケースが多いが、回復までには半年。私達の場合、というか私が要因だけれど、それを待っている時間はない。特に他には影響しないようなので手術はしないことになった。