超高齢だけど不妊治療やってます

40半ば、高齢不妊治療中。軽度男性不妊のパートナーと顕微授精に挑みます。

京野アートクリニック高輪へ

品川駅の高輪口を出て、プリンスホテルさくらタワー横のさくら坂を100メートルほど登る。落ち着いた雰囲気のマンションの中に、京野アートクリニック高輪はあった。

こちらを選んだのは、未婚証明のみで体外受精ができること、高齢での実績が高いことだ。妊娠の報告で終了しているブログもいくつかある。治療内容に関してはまだ知識が薄いこともあり、判断の要素が薄い。

前のクリニックでもそうだったが、不妊治療専門クリニックはとても綺麗で設備が素晴らしい。スタッフの対応も良い。その中でもこちらはかなりレベルが高い気がする。治療中はどんよりしがちなのでありがたい。キャンディ、Wi-Fi、ミネラルウォーター、豊富な雑誌、通常の半分以下の料金のカウンセリングとマッサージ。温熱マットとタップのある仕事?席もあり、皆さんガンガンとノートで仕事をしている。最近持病(いずれ別に書きます)で仕事をセーブしている私はちょっと気後れする。

今日は血液採取と内診のみ行う。超音波の結果は問題なし。見えている卵胞は2個だけ。前月にたくさん排卵したのでその影響かもしれないという。左の卵巣はやはり子宮の裏にあり見にくいそう。採卵は子宮を突き抜くことになるかもしれないと言われ、恐ろしくなる。

後日、検査結果を聞きに行く。内診が終わり診察室に呼ばれる。
検査結果は特に問題ない。私のAMHは一年で0.16下がり1.33。マイナス3歳相応だけど大体ドンピシャとドクター。パートナーくんの数値は5.9と若干改善だが、前回この値の半分が正常形態だったことを考えると2.95となる。やはり足りない。

こちらでも私の年齢だと成功率は1%未満であることを告げられる。それは了解している。根拠はないが、どこかで自分だけは大丈夫だと思いたい気持ちがある。

また、パートナーくんの数値だが、顕微授精では正常な精子卵子に直接注入するので正常精子がたとえゼロでも可能とのこと。

これからのスケジュール。
セロフェン(クロミッドと同様の排卵誘発剤卵子を育成する。)を5日間。そしてこれは初めてなのだが、ドナールエフというこれも排卵誘発剤を一日置きに3回自己注射する。
2度、卵の様子を観察してから採卵、2日後に新鮮胚の移植という流れだ。

その日は自己注射の説明を受けて帰宅する。